コラム
2018年03月16日

起業1年未満でも利用できるファクタリング

起業されている方の中には、資金繰りに苦労しておられる方も多いことでしょう。特に起業したての会社様は、銀行からの融資を受けることは困難です。そんな時の対処法として「ファクタリング」という方法があります。このコラムではその概要と注意点などをまとめます。
 
 
◆銀行融資・ビジネスローンよりもファクタリングが優れている理由
起業する時の資金調達や、起業後間もない時期に運転資金が必要になった場合に、銀行ローンやビジネスローンを使おうと考える方がおられると思います。しかし現実的には、起業前あるいは企業直後の会社に融資してくれる銀行を探すのはとても難しいものです。
 
これらの融資を受ける際には、申し込みの時点で過去2年間の決算書の提出を求められるのが基本です。銀行などは融資を行う場合に、過去の売上高と利益高を審査してその会社の信用を確認してから審査を行うシステムを取っているからです。つまり過去実績が無い起業後1年未満の会社様の場合は、申し込みすらできないのが現状です。
 
とは言え、会社を運営するには運転資金が必要ですから、経営者様や資金繰りのご担当者様は心を砕く必要があります。そんな時の手段としておすすめしたいのがファクタリングです。ファクタリングはそれを利用する会社の信用よりも売掛先の信用力があれば、そちらを考慮して資金調達の方法とすることができます。(ただし、言い換えるとファクタリングを使おうとしても売掛先が起業して間もない場合や、組織としての信用性が低い場合は審査に通ることは難しくなってしまいます)
 
 

◆お取引先の承諾なしのファクタリングを使うことで起業直後のブランディングをサポート
前項で書いたように、売掛先の信用がある場合、ファクタリングを利用して資金繰りを行うことができます。しかしファクタリングを使用していることが先方にわかった場合、「資金繰りが上手くいっていない企業ではないか?」「信用性が低い会社ではないか?」と疑われて取引に支障が出る可能性も無い訳ではありません。
 
ファクタリングを使っていても、そのようなリスクを回避する方法は存在します。それが「お取引先の承諾なしのファクタリング」という方法を利用することです。ファクタリング会社と申し込みをした会社様間で行う方法なので、取引先に資金繰りに苦労していることが知られることがありません。
 
一方「3社間でのファクタリング」という方法もあり、これはファクタリング会社と申し込みをした会社様、売掛先様の3社で行います。この場合、手数料が安いというメリットはあるものの、売掛先様の承諾を得る必要があるため、取引先様に資金が潤沢でないことが知られてしまいます。それをリスクに感じ、お取引先と無関係に資金繰りを行いたい場合は「お取引先の承諾なしのファクタリング」を使用しましょう。
 
 
◆まとめ
いかがでしたか? ここまでの記述で、実績がまだ十分ではない企業様の資金繰りにファクタリングが有効であること、取引先様にそれを利用していることを知られたくない場合は2社間ファクタリングを使用した方が良い、ということをご理解いただけたと思います。
 
ファクタリングには他にも審査スピードが速いこと、担保がいらないことなどのメリットもあります。ファクタリングの正しい知識を身につけて、倒産リスクを回避しましょう。