2018年02月16日

「買取ファクタリング」事業資金、資金繰り用語

買取ファクタリングとは売掛金を現金化する際に相手から代金を受け取る権利を買い取ってくれる制度です。

 

一般的に商品の代金を現金化する場合その期日になっても現金が入金されないときには、売却した人が責任を持って買い取らなければならないことになっているため一時的に現金が入手できても不渡りなどの場合には新たに現金を支払わなければならないことから大きなリスクが伴います。

 

しかし買取ファクタリングの場合には手数料を差し引いた金額で売却する形になるので、万が一取引先が売掛金を支払えなくても、現金を返金する必要がありません。
そのため代金を受け取る権利を売却して得たお金は自由に利用することができ通常のファクタリングのように期日に現金が必要となるリスクがないのです。

 

ただし買い取る側としては大きなリスクを伴うため高い手数料を徴収することが一般的で、売却する側にとっては大きな利益の目減りとなってしまう点に注意することが大切です。
経理上は損金として処理するため売り上げ金額は変わりませんが実際の現金としては大きく目減りすることになるため資金面でリスクを伴うことに注意が必要です。

 

 

ファクタリングを利用するケースの多くは自社の支払いのスケジュール等で手元に現金が少なくなったり、もしくは目の前の支払いが行えないといった場合が多いものです。
そのため一時的に現金が手元に増えることになりますが一般的なファクタリングの場合には万が一のために期日に現金を用意しておくことが必要です。

 

しかし、買取ファクタリングの場合にはその必要がありません。
これは恒久的なキャッシュフローの改善には非常に有効な方法となる反面、取引先からの入金のスケジュールが大きく変わることになるため長期的なキャッシュフローについてはその影響を十分に考慮し対応することが大切です。

 

また買取ファクタリングの場合は手数料が通常のファクタリングに比べ非常に高額な場合が一般的です。
一時的にキャッシュフローの改善は行えてもその後の支払い計画に大きな影響を及ぼしてしまうことになる点を意識し、経営計画をしっかりと立案した上で利用することが必要です。
 

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