豆知識
更新日:2021年07月09日
作成日:2018年01月12日

ファクタリングとは?ファクタリング会社の仕組みを解説

ファクタリング会社とは?

 

ファクタリング会社とは「売掛債権買取業務」と呼ばれ、企業から売掛金を引き受け、売掛債権などを割引いて買取ります。この一連の管理、回収を行い、売掛先の信用を調査します。貸倒れなどのリスクを引き受けると同時に前払金融も行い、また企業の経営状況やその他の問題に対しても情報を提供しています。ファクタリング会社を利用することによって、企業は面倒な業務やリスクが回避できるのですが、果たしてファクタリング会社自体はどういった収益モデルとなっているのでしょうか。

 

ファクタリングとは?

 

ファクタリングサービスとは、決済期日前に売掛債権を第三者に譲渡するなどの方法を用いて資金を調達することを指します。企業の売掛債権を総合的に管理するサービスで、具体的には売掛金をお取引先に代わりファクタリング会社が前払いするシステムを指します。借入とは違い、保証人、担保などは必要なく、売掛金があれば資金調達をすることができるほか、審査をする内容も借入とは異なるため、例えば銀行融資を申込み、事情により断られた方や、ビジネスローンを断られた方でも契約が可能です。さらに、申込みから実行までのスピードも早いため、急な資金繰りにも対応でき、資金調達がなかなかうまくいかないという声が多い中小企業でも活用できます。
 

ファクタリングのメリット・デメリット

 
ファクタリングのメリットはこちらです。
①売掛金の早期資金化
②売掛先の倒産による貸倒リスクが軽減
③事業運営に使用している資産・負債でも、貸借対照表(バランスシート)に計上されない
 

一方で、ファクタリングのデメリットはこちらです。
①資金調達金額の上限が売掛債権の金額範囲内に限られる
※売掛金がない場合利用はできない
②ファクタリング会社への手数料の支払いが必要
③3社間での取引となった場合、売掛先企業の承諾が必要
 

更に詳しくファクタリングについて知りたい方や、無料のスピード診断を希望の方はこちらをご覧ください。
 

ファクタリング・入金前払いシステムとは

 

調達金額がその場でわかるスピード診断

 

ファクタリング会社へ支払う手数料について

資金調達を検討する企業にとって多くのメリットがあるファクタリング。実際にサービスを利用する際、ファクタリング会社へ支払う手数料はどのように決まるのでしょうか。ファクタリングには大きく2つの種類があり、これらによって手数料が異なることを理解しておくことで、いざというときに良いファクタリング会社選びが出来るようになります。

一般的な手数料の計算方法

ファクタリング会社は、主に手数料で利益を得ています。当たり前ですが、ファクタリング会社で一番不利益になるのは回収困難になることであり、売掛先の企業が倒産などをしてしまうパターンです。儲けは手数料ですから、取引先との信用度合によって買取金額(手数料)が上下します。

 

なお、ファクタリング会社におけるメジャーな営業フローは、売掛債権を買い取り、資金提供を行う「買取ファクタリング」です。ファクタリング会社は申し込みを受けた時点から売掛債権の信用調査をし、回収が見込める売掛債権は低い手数料を、逆に信用が低い債権はリスクヘッジの観点から高い手数料を設定します。回収見込みが低い、もしくは不能と判断された場合、買い取りを拒否されてしまうこともあります。

 

簡単な例として、200万円の売掛債権のノンリコースファクタリングを行うとします。手数料を5%に設定すると、10万円になり、ファクタリング会社から依頼企業には190万円の入金があり、この差額の10万円がファクタリング会社への支払い手数料となるのです。(なお、この手数料はあくまでモデルの一つであり、上記のように信用状況によって数字は左右されます)

事前に承諾のいらないファクタリング契約や通常のファクタリング契約の手数料の違い

ファクタリング会社には二社間契約と三社間契約がありそれぞれの手数料率が異なります。
 

≪事前に承諾のいらないファクタリング契約≫
収益が重視される取引といわれています。ファクタリングには回収可能かどうかの信用度合が大切ですが、そういった面で三社間契約よりもリスクが高いことから2~3倍の手数料が設定されます。
例…200万円に対し手数料5%→ファクタリング会社への支払いは10万円
(ファクタリング会社が回収不能になるリスクが高い)

 

≪通常のファクタリング契約≫
三社間契約は二者間契約に比べると回収に対して確実性があり、手数料が安くなることが利点となっています。
例…200万円に対し手数料2%→ファクタリング会社への支払いは4万円
(ファクタリング会社が回収不能になるリスクが低い)

 

同じ金額で比較すると支払う手数料は二社間契約の方が高いことがわかります。これはファクタリング会社がリスクを伴う分、サービスを利用する企業が支払う手数料が高く設定されている形になります。

 

「保証ファクタリング」の手数料について

上記「買取ファクタリング」以外に「保証ファクタリング」があります。売掛債権に保険をかけるというもので、売掛先が経営破綻し、回収が不可能になった際、事前に設定された保証金額(多くの場合100%)を納入企業へ支払います。売掛債権の買い取りは行いません。

 

「買取ファクタリング」と同様、売掛先の信用の高さで手数料が変わります。また、保証期間が長いと回収不能となるケースが高く、ファクタリング会社にリスクが伴うことから、保証期間も手数料に影響します。

 

例…2000万円の売掛債権に120日の保証をつけ、手数料が8%と定められた場合
2000万円×8%×120日÷365日=52万6027円

 

この金額がファクタリング会社へ支払う手数料になります。
資金調達の必要ない会社は、貸倒れリスクに備えておくために保障ファクタリングの利用がおすすめです。

 

◆まとめ

買取ファクタリングをメインに取り扱っている会社もあれば、保証ファクタリングしか行っていない会社もあるように、ファクタリング会社の形はそれぞれです。そして、それぞれが経営を維持するため、また顧客に喜んでもらうために最適な手数料を設定しているのです。

 

ファクタリングは比較的緊急性の高い状況で利用する企業が多いのですが、慌てて冷静な判断に欠け、悪徳業者を利用してしまわないよう注意すべきでしょう。ファクタリング会社の収益モデルを理解することは、優良なファクタリング会社を選ぶ上で大きなポイントになります。

 
 

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