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【最新版】優良ファクタリング会社のおすすめランキング!安心できる資金調達を

ファクタリング
打ち合わせ ファクタリング


資金繰りに悩んでいるときに真っ先に頭に浮かぶ解決策は、金融機関からの新たな借入でしょう。しかし、必ず借入できるとは限らないうえ、借入しても必要な金額を調達できない場合があります。一方、売掛金があるなら、ファクタリングでのスピーディーな資金調達が可能です。この記事では、ファクタリングの仕組みやメリット、おすすめのファクタリング会社を解説します。自社に合うサービスを選ぶための参考にしてください。

監修者プロフィール

税理士法人 浅野会計事務所

税理士法人 浅野会計事務所
税理士法人浅野会計事務所は、愛知県清須市にあり、創業40年以上、経営・金融・税務・会計・労務のスペシャリストとして各種サポートを行っています。代表の浅野芳郎をはじめ、税理士4名、行政書士1名、社会保険労務士1名ほかファイナンシャルプランナー、宅建資格の資格保持者などもおり、長く経営するためのサポート体制を整えています。

評価の高いおすすめのファクタリング会社12選

2010年以降、ファクタリングは新しい資金調達の方法として大きな注目を集めています。サービスを扱う会社の数も急激に増えている状況です。
この段落では、数あるファクタリング会社の中から特に優良な12社を厳選して、それぞれの特徴を紹介します。メディアのおすすめランキングなどでしばしば上位に名を連ねる会社も含まれているため、参考にしてください。

1位.JTC

JTCJTCは、全国の中小企業を主な対象としているファクタリング会社です。
本社は名古屋で、東京と大阪にも営業所があります。
承諾が必要のファクタリング契約と承諾が不要のファクタリング契約のどちらにも対応しており、買戻し請求はありません。
調達可能額の上限がないため、高額の売掛金を売却したい人にも向いています。
入金スピードは最短即日、最低手数料は業界最低水準の1.2%です。
土、日、祝日にも対応しているため、平日時間が取れない人にはJTCが便利です。
公式サイトでスピード診断を利用すれば、おおよその買取額がその場でわかります。
初回契約時は面談が必要です。
丁寧な説明で利用の不安を払拭できる点がメリットです。
融資支援、助成金・補助金支援、M&A、事業継承などのコンサルティングが利用でき、アフターフォローも充実しています。
債権譲渡登記の有無を選択できる点も魅力です。
2017年には、情報セキュリティマネジメントの国際標準認定・ISO/IEC27001を取得しました。セキュリティが高いため、個人情報の扱いが気になる人も安心して利用できます。

 

運営会社 株式会社JTC(2013年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 100万円~上限なし
手数料 1.2%~
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きはメール・FAX・電話、契約は面談
買戻し請求 なし

 

 

2位.ベストファクター

ベストファクターベストファクターは、公式サイトで売掛金の買取実績を公開している信頼性の高い会社です。
承諾のいらないファクタリング契約の実績が豊富で、手数料は2~20%、調達可能額は30万~1億円です。柔軟な審査も魅力の一つで、平均買取率は92.2%に達します。
最短24時間のスピード入金に対応しており、即日振込実行率は77.8%と高めです(数字はいずれも2021年9月時点)。電話でのスピード審査なら約5分、公式サイトの簡易診断シミュレーターなら30秒で買取額を確認できます。
財務コンサルティングにも定評があり、単なる資金調達の手段ではなく経営パートナーとして長く付き合っている会社も少なくありません。
契約時は面談が必須で、東京と大阪にある営業所に出向くか出張を依頼するかのどちらかを選ぶ必要があります。

 

運営会社 株式会社アレシア(2017年設立)
契約の種類 主に承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~1億円
手数料 2~20%
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きは電話・FAX・メール、契約は面談必須
買戻し請求 なし

 

3位.TRY

TRYTRYは、2018年に設立された比較的新しい会社です。顧客のニーズを分析して経営に活かしている点が特徴で、多くの顧客から信頼を得ています。承諾のいらないファクタリング契約を中心に扱っており、秘密厳守を徹底しています。最低手数料は5%、調達可能額は10万~5000万円です。他社からの乗り換えで手数料を5%割り引くサービスを利用できます。経営相談ができるコンサルティングや顧客同士のマッチングサービスなど、ファクタリング以外の幅広いサービスを提供している点も魅力です。即日入金に対応していますが、契約時は面談が必要です。本社は東京にあるため、首都圏で承諾のいらないファクタリング契約を検討している人におすすめします。

 

運営会社 株式会社SKO(2018年設立)
契約の種類 承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 10万~5000万円
手数料 5%~
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きは電話・FAX・メール、契約は面談必須
買戻し請求 なし

 

4位.アクセルファクター

アクセルファクターアクセルファクターは、原則即日入金と柔軟な審査がモットーの会社です。問い合わせから契約まで専属担当者がサポートする仕組みで、手続きがスムーズに進みます。審査通過率は93%、利用者の5割以上が即日入金です(数字はいずれも2021年9月時点)。調達可能額は30万~1億円、手数料は2~20%です。個人事業主も利用でき、仮審査に落ちた場合でも通過できるポイントをアドバイスしてもらえます。オンライン手続きが可能で、契約時の面談も必須ではありません。東京に本社、仙台と名古屋に営業所があります。初めてファクタリングを利用する人や手厚いサポートを受けたい人におすすめです。

 

運営会社 株式会社アクセルファクター(2018年設立)
契約の種類 主に承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~1億円
手数料 2~20%
入金スピード 最短即日
利用方法 オンライン手続き可能・契約は対面・郵送
買戻し請求 なし

 

5位.ビートレーディング

ビートレーディングは、2012年設立の老舗ファクタリング会社です。通常のファクタリング契約と承諾のいらないファクタリング契約に対応しています。東京、仙台、大阪、福岡に営業所があり、アクセスも良好です。公式サイトや電話、面談での無料スピード査定が利用できます。手数料は、承諾不要のファクタリング契約で10~20%、承諾が必要のファクタリング契約で5~9%です。
承諾不要のファクタリング契約を利用すれば、即日入金が可能です。
手続きはオンラインに対応していますが、初回契約時は訪問か来社のどちらかを選択しなければなりません。

調達可能額は30万~3億円と幅広く、一般的なファクタリングよりも早い段階で現金化できる注文書ファクタリングに対応しています。
注文書ファクタリングとは、請求書がなくてもファクタリングを利用できる新しいサービスです。
現金化を最大180日早められる可能性があります。
アフターフォローも充実しているため、経営が安定するまで継続的にサポートを受けたい会社にぴったりです。

 

運営会社 株式会社ビートレーディング(2012年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~3億円
手数料 5~20%
入金スピード 最短即日
利用方法 オンライン手続き可能
初回契約時は面談必須
買戻し請求 なし

 

6位.OLTA

OLTAOLTAは、オンライン完結型のクラウドファクタリングサービスです。AI審査や必要書類のオンラインアップロードにより、スピーディーでリーズナブルなサービスを実現しました。手続きは入金までオンラインで完結しますが、電話ヒアリングは必ず受ける必要があります。承諾のいらないファクタリング契約のみが利用可能で、調達可能額の上限・下限に設定はありません。手数料は、2~9%です。比較的小口の売掛金を早く現金化したい中小企業や個人事業主に向いています。法人なら、OLTAと新生銀行が共同運営する姉妹サービス(anew)を利用できます。

 

運営会社 OLTA株式会社(2017年設立)
契約の種類 承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 設定なし
手数料 2~9%
入金スピード 最短即日
利用方法 オンライン完結
買戻し請求 なし

 

7位.日本中小企業金融サポート機構

日本中小企業金融サポート機構日本中小企業金融サポート機構は非営利の一般社団法人で、業界の中でも異色の存在です。利益を目的としていないため、各企業の状況を判断しながら最適な資金調達の方法を提案します。2020年には、財務局と経済産業局の経営革新等支援機関に認定されました。手数料は1.5~10%で、個人事業主も利用できます。調達可能額の設定はなく、承諾のいらないファクタリング契約のみを扱っています。柔軟な対応をモットーとしており、審査通過率は95%以上です(2021年9月時点)。オンライン手続きに対応しているため、印刷代や郵送代、交通費などのコストがかかりません。

助成金・補助金や在庫買取、M&A、クラウドファンディングなどの幅広い知見やノウハウを持っている点も強みです。審査に落ちた場合でも、手厚い支援が受けられます。手数料を抑えたい人や信頼性を重視したい人におすすめです。

 

運営会社 一般社団法人日本中小企業金融サポート機構(2017年設立)
契約の種類 承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 設定なし
手数料 1.5~10%
入金スピード 最短即日
利用方法 オンライン契約あり
買戻し請求 なし

 

8位.ウィット

ウィットウィットは、中小企業・個人事業主を対象とした小口専門のファクタリング会社です。完全非対面のスピードファクタリングが特徴で、全国どこにいても電話一本で手続きできます。最短2時間で売掛金を現金化できるため、急いで資金を調達したい人に向いています。調達可能額は、30万~500万円です。公式サイトには手数料の記載がありませんが、30万円を95%で買取した実績から5%程度と推測されます。入金スピードを重視する人は承諾が不要のファクタリング契約、手数料を抑えたい人は承諾が必要のファクタリング契約を選びましょう。
柔軟な審査ときめ細やかな対応が魅力で、中小企業の資金調達コンサルティングは無料で利用できます。資金繰りの長期的なサポートを受けたい人にもおすすめです。

 

運営会社 株式会社ウィット(2016年設立
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~500万円
手数料 要確認
入金スピード 最短2時間
利用方法 オンライン完結
買戻し請求 なし

 

9位.PMG

PMGPMGは、中小企業や個人事業主の資金調達や経営をバックアップする総合経営支援企業です。利用者にとって最善の方法で経営を改善するため、コンサルティングに力を入れています。資金調達のコンサルティングは無料で利用できます。最大2億円の資金調達が可能で、最低手数料は2%です。承諾が必要のファクタリング契約、承諾不要のファクタリング契約はもとより、医療報酬再建ファクタリングにも対応しています。

下記の認定を受けている点もポイントです。
一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)のプライバシーマーク
一般社団法人日本品質保証機構(JQA)のISO 27001

抜本的に経営を立て直したい人や、手厚いサポートを希望する人におすすめします。

 

運営会社 ピーエムジー株式会社(2015年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾不要のファクタリング契約など
調達可能額 50万~2億円
手数料 2%~
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きは面談・電話・メール・FAXなど、契約は面談(リモート面談に対応)
買戻し請求 なし

 

10位.MSFJ

MSFJMSFJは、累計取引1万件以上の実績を持つファクタリング会社です。入金までのスピードが速く、審査通過率と顧客満足度、資金繰り改善率はいずれも90%を超えています。建築・建設業向けコンサルティングも手掛けているため、建設関連の会社には特におすすめです。クイックプラン、プレミアムプラン、個人事業主専用の3プランから、自分に合うサービスを選べる点も特徴です。

・クイックプラン:最大300万円まで調達可能、手数料3.8~9.8%、即日入金可能
・プレミアムプラン:最大5000万円まで調達可能、手数料1.8~6.8%、最短1営業日以降
・個人事業主専用プラン:最大500万円まで調達可能、手数料3.8~9.8%、即日入金可能

他社からの乗り換えで手数料が半額になる乗り換え専用ファクタリングも利用できます。基本的に契約時は面談が必要で、本社は東京です。首都圏の個人事業主や中小企業におすすめします。

 

運営会社 MSFJ株式会社(2017年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~5000万円
手数料 1.8~9.8%
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きは電話・メール、契約時は面談必須、フリーランスのみオンライン完結可能
買戻し請求 なし

 

11位.三共サービス

三共サービス20年以上の実績があるファクタリング会社の老舗です。経験豊富なスタッフによる手厚いサポートが魅力で、1度の利用で経営改善に成功した割合は90%を超えています(2021年9月時点)。東京と大阪に営業所があり、遠方の人はFAXや郵送、メールでの契約が可能です。通常のファクタリング契約と承諾のいらないファクタリング契約に対応しています。手数料は、承諾が必要のファクタリング契約で5~10%、承諾が不要のファクタリング契約で1.5~18%です。

サービスの利用を強要しない方針を貫いているため、ファクタリング会社の中では審査が厳しめです。入金は最短でも翌日で、急いで現金を調達したい人には向きません。
個人事業主が利用できない点にも注意しましょう。経営改善に本腰を入れたい中小企業におすすめです。

 

運営会社 株式会社三共サービス(2001年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾が不要のファクタリング契約など
調達可能額 50万~1億円
手数料 1.5~18%
入金スピード 最短即日
利用方法 手続きは電話・メール、契約は面談・郵送・メールなど
買戻し請求 なし

 

12位.ラインプロフェクト

ラインプロフェクトラインプロフェクトは、2007年に水産事業からスタートした会社です。オンライン完結に対応しているため、全国どこからでもサービスを利用できます。審査通過率は97%と高く(2021年9月時点)、新規の場合は30万~5000万円を調達できます。手数料は3~20%です。入金スピードが速い点が特徴で、審査は最短30分で完了します。電子契約サービスを利用すれば、最短1時間で現金を入手可能です。売掛金の現金化を急ぎたい人におすすめします。

 

運営会社 株式会社ラインプロフェクト(2007年設立)
契約の種類 承諾が必要のファクタリング契約
承諾が不要のファクタリング契約
調達可能額 30万~5000万円(新規)
手数料 3~20%
入金スピード 最短即日(電子契約サービスの利用で最短1時間)
利用方法 オンライン完結あり
買戻し請求 なし

慎重に見極めよう!ファクタリング会社を選ぶときのポイント

ファクタリングここでは、ファクタリング会社を選ぶときに知っておきたい6つのポイントを解説します。ファクタリング会社にはそれぞれ特徴があるため、ポイントを押さえた比較検討が欠かせません。

手数料

手数料は、ファクタリング会社選びの最重要ポイントです。
手数料が高ければ、その分だけ調達できる資金が減ってしまうためです。
たとえば、100万円の売掛金を手数料5%で売却すれば95万円を入手できます。
一方、手数料10%なら、調達できる資金は90万円のみです。
少しでもコストを抑えたい場合は、できるだけ手数料が低いファクタリング会社を選びましょう。
手数料の相場は、承諾が必要のファクタリング契約で1~9%程度、承諾が不要のファクタリング契約では5~20%程度です。
ファクタリング会社にとって通常のファクタリング契約の方が貸し倒れリスクを抑えやすいため、手数料が低めに設定されています。
ただし、承諾が不要のファクタリング契約でも手数料が5%を切るケースもあります。

ファクタリング会社が公表している手数料には幅があり、実際の手数料は審査で決まる点に注意しましょう。手数料が明示されていないサービスを利用すると、想定よりも高い手数料を請求されるおそれがあります。ファクタリングの手数料に消費税がかからない点も、知っておきたいポイントです。

調達可能な金額

調達できる資金の額は、ファクタリング会社によって異なります。数十万円の売掛金を買い取る会社もあれば、数百万円が最低ラインの会社もあります。上限金額も一様ではなく、1000万円から1億円以上とさまざまです。たとえば、ウィットの買取上限は500万円ですが、JTCの買取額には上限がありません。サービスを利用する際には必ず公式サイトなどで最小買取額と最大買取額を確認して、自社の希望にマッチするファクタリング会社を選びましょう。ただし、調達できる資金は、あくまでも売掛金の範囲内ですので、売掛金の額を上回る資金調達はできません。
握手

入金の早さ

ファクタリングサービスの使い勝手は、入金の早さで大きく変わってきます。
特に、資金を急いで準備しなければならない場合は、入金が早いファクタリング会社の方が便利です。
入金スピートはサービスによって異なり、即日入金に対応しているケースも少なくありません。
一方、あえて時間をかけて資金繰りの相談に応じている会社もあります。
ファクタリングは短期的な資金調達には便利ですが、慢性的に資金繰りが悪化している会社には向きません。
サービス手数料が必ずかかるため、入手できるはずの利益が減ってしまうためです。
時間がかかっても根本的に経営を見直したい企業や最適な資金調達の方法を選びたい場合は、コンサルティングが利用できるファクタリング会社を検討しましょう。

一般的な入金スピードの目安は、承諾が不要のファクタリング契約で1~2営業日、承諾が必要のファクタリング契約では2日~5日ほどです。
承諾が必要のファクタリング契約では3社間で契約を交わす必要があるため、一般的に承諾が不要のファクタリングよりも入金までに時間がかかります。

情報の開示量

公式サイトなどで開示している情報量は、優良な会社を見極めるための重要な指標の一つです。
優良な会社ほど自社の情報を積極的に出す傾向があります。
ファクタリング会社を選ぶときには必ず公式サイトをチェックして、知りたい情報が網羅されているかどうかを確認しましょう。
扱っている契約の種類や手数料、調達可能な金額、会社の設立年月日などの基本的な情報が抜けている会社は避けた方が無難です。

電話番号のチェックも欠かせません。優良な会社は、固定電話の番号や問い合わせ用の電話番号を公式サイトに明記しています。
一方、悪徳業者はトラブルやクレームを避けるために電話番号を公表していない場合があります。
一般的に、固定電話の方が携帯電話よりも信頼度は高いです。
理由として、固定電話の契約には決まった住所が必要になるためです。
固定電話の有無は、会社の信用度を判断する際のチェック項目として広く利用されています。
RISK

買戻し請求の有無

買戻し請求とは、取引先の倒産などで売掛金が回収できない場合に、ファクタリング会社が利用者に対して売掛金の買戻しを請求することです。
買戻し請求が付いた契約では、売却後に売掛金を買い戻すようファクタリング会社に求められる可能性があります。
買戻し請求がない契約であれば、売掛金が回収できない場合でも買戻しを請求されるおそれはありません。
サービス利用者にとっては買戻し請求がない契約を結べるファクタリング会社の方が安心であり、ファクタリング業界では買戻し請求がない契約が主流になっています。

一方、買戻し請求がある契約の方が手数料は低めに設定されているため、メリットが大きいと考える人もいるでしょう。
しかし、金融庁はサービス利用者が売掛金の回収を担うサービスに買戻し請求が付いている場合は、悪徳業者の可能性があると指摘しています。
情報元:https://www.fsa.go.jp/user/factoring.html
特に、ファクタリングと称して給与を買い取るサービスは違法です。
サービスによっては、売掛金を売却するときに債権譲渡登記が必要になる場合があります。債権譲渡登記とは、債権が誰にいつ譲渡されたのかを公的に証明する仕組みです。
情報元:https://www.moj.go.jp/MINJI/saikenjouto-01.html
2020年4月1日からは譲渡制限特約が付いていても売掛債権を譲渡できます。
情報元:https://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/ABL/14_1.pdf
ファクタリングでは、1社に売却した売掛金を他社には売却できません。
債権譲渡登記は二重譲渡を回避できるメリットがありますが、登記を調べれば売掛金の売却を確認できます。取引先に譲渡を知られたくない場合は、承諾が不要のファクタリング契約を検討しましょう。

オンライン手続きの有無

ファクタリングでは、手続きが電話や郵送、メールなどに対応しているケースが多いものの、契約は対面が基本です。一方、オンラインで手続きを完結できるサービスもあります。
審査スピードは対面契約のファクタリング会社と変わりはありませんが、来社したり印鑑を用意したりする必要がないため、忙しい人や遠方の人にとって便利です。

ただし、オンライン上の取引には情報漏えいなどのリスクがあります。オンライン完結を安心して利用したい人は、情報セキュリティが高い会社を選びましょう。審査や契約で必要になる書類はファクタリング会社によって異なります。オンライン手続きでは必要書類をアップロードする必要があるため、あらかじめ公式サイトをチェックして準備しておきましょう。

借入よりハードルが低い?ファクタリングサービスとは

ファクタリングサービスという言葉はよく耳にするものの、詳しい内容はわからないという人もいるでしょう。ここでは、サービスの概要やメリットを解説します。

概要

ファクタリングとは、売掛金を入金日よりも前に現金化できるサービスです。サービスを利用すると、後日受け取る予定の売掛金をファクタリング会社に前払いしてもらえます。経済産業省は中小企業の円滑な資金調達を実現できるファクタリングを推奨しており、法整備も進んでいます。

しかし、ファクタリング会社は100社以上あるともいわれており、優良なファクタリング会社の見極めは簡単ではありません。

ファクタリングにはさまざまな種類がありますが、主なサービスは「買取ファクタリング」と「保証ファクタリング」の2つです。買取ファクタリングとは、売掛金をファクタリング会社に売却して回収予定日よりも早く現金を得る仕組みです。たとえば、100万円の売掛金を手数料5%で売却する場合は、100万円-100万円×5%=95万円を入金日よりも前に入手できます。中小企業の資金調達といえば借入がメインですが、借入できずに悩んでいる人は少なくありません。買取ファクタリングなら売掛金さえあれば資金調達ができるため、借入よりもハードルが低めです。

一方の保証ファクタリングとは、売掛金に保険をかける仕組みです。貸し倒れリスクを抑えやすい点がメリットで、売掛金が回収できなくなった場合はファクタリング会社が保証枠の範囲内で保証金を支払います。単にファクタリングというときは、買取ファクタリングを指すケースが一般的です。買取ファクタリングには、下記の2種類があります。

・承諾が必要のファクタリング契約
・承諾が不要のファクタリング契約

承諾が必要のファクタリング契約とは、売掛金の売却に取引先(売掛先)からの事前に承諾が必要な契約となります。ファクタリング会社とサービス利用者、取引先の3社で契約を交わす仕組みで、売掛金の回収はファクタリング会社が担当します。利用の流れは以下のとおりです。
JTCとお客様とお取引先で契約する入金前払いシステム一方、承諾が不要のファクタリング契約とは、ファクタリング会社とサービス利用者の2社で契約を交わす種類です。売掛金の回収は利用者自身が担当します。利用の流れは以下のとおりです。
JTCとお客様のみで完結できる入金前払いシステム

ファクタリングの詳しい内容はこちらの記事も参照ください。
ファクタリングとは?ファクタリング会社の仕組みを解説
初めてのご利用を検討の際には、まずは自社の調達額を把握するためにスピード診断がおすすめです。また資料請求も下記からお問い合わせができますので検討してみるのも良いでしょう。

メリット

一番のメリットは、売掛金があれば資金を調達できることです。ファクタリングは借入ではないため、保証人や担保は必要なく、金利もかかりません。
審査では、利用者の信用度よりも取引先の信用度が重視され、回収できる見込みが高い売掛金があるなら、赤字決算・債務超過でも審査に通る可能性があります。
後段で解説する買戻し請求がないファクタリングを利用すれば、サービス利用後に取引先が倒産しても売掛金の未回収リスクが回避できます。

入金スピートが速く、急な資金繰りに対応できる点も見逃せないのもメリットです。
早ければ、問い合わせをした当日に現金を調達できる場合もあります。
承諾が不要のファクタリング契約なら、売掛金を売却した事実を取引先に知られないため、取引先からの信頼度が下がりません。
また、借入と違って信用情報に影響しない点もポイントです。税金や社会保険料を滞納している人でもファクタリングは利用できます。サービスを利用した事実は記録に残らないため、金融機関から融資を受ける予定がある人も安心です。

ファクタリング契約で必要な書類

ファクタリング契約について主に下記の書類が必要となってきます。

  • 請求書
  • 通帳
  • 印鑑証明
  • 謄本
  • 決算書
  • 本人確認書類

上記は一般的な例ですが、ファクタリング会社によっては試算表や納税証明書なども必要となる場合があります。

ファクタリング会社を利用するときの注意点

4つの注意点
▼提示されていた手数料が変更される
ファクタリング会社によっては事前に提示されていた金額や手数料とは異なる条件で契約を進めようとするファクタリング会社がありますので、いくつかのファクタリング会社から見積もりをとった中で信頼できるファクタリング会社を選びましょう。

 

▼手数料以外の諸費用が掛かる
ファクタリング会社によっては、契約時に手数料以外の調査費、交通費などの諸費用が掛かるケースがありますので、ファクタリング会社に事前に確認し手数料以外にどういった費用が掛かるのかを聞いてから契約する事をオススメします。

 

▼契約書の控えを渡してもらえない
契約書には契約内容を記載し、ファクタリング会社と利用企業が互いに同意したことを証明します。手数料や契約期間などと、ファクタリングに関しての決定事項も書かれています。ファクタリング会社は自社用と利用企業用2通を作成し、それぞれで1通ずつ所有するのが一般的ですので、契約前に契約書の控えを貰えるか確認しておきましょう。

 

▼担保や保証人を要求される
保証人は、債務者の代わりに債務の返済義務を負う人を差します。売上の一部である売掛債権を譲渡するファクタリングは、融資ではないので保証人や担保を要求される事は一般的にはありませんので、もし担保や保証人を要求される様な事がありましたら、他のファクタリング会社との契約をオススメします。

顧客第一!ファクタリング会社選びで迷った際はJTCにご連絡を

悩む会社員ファクタリングを利用する際は、手数料や入金の早さ、会社の信頼性などを考慮して目的に合う会社を選びましょう。
JTCは、顧客の「あったらいいな」の実現を目指してサービスを展開しています。
入金の早さには自信があり、手数料や情報セキュリティでも他社に引けを取りません。
承諾が不要のファクタリング契約に対応しているため、安心して利用できます。
ファクタリング会社選びで迷ったら、JTCを検討してみてはいかがでしょうか。

調達額がその場でわかる
スピード診断

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