コラム
2018年05月12日

【資金調達方法】融資(ビジネスローンなど)とファクタリングの違い

ファクタリングには取引先の承諾が必要な3社間と取引先に知られずに行う2社間とで行う方法があり、それぞれに手数料の違いが設定されています。
このコラムでは具体的な数値の違いや、何故そのような違いが設けられているのか、をわかりやすく解説します。
また一般的な金融機関で融資を受ける際の金利との比較も行っていますので、資金調達の参考にしていただけることと思います。
ぜひ、ご検討の際の判断材料にご活用ください。
 
 

◆ファクタリングの手数料について
ファクタリングは「融資」ではありませんので、「金利」は発生しませんが、「手数料」が存在します。
 
取引先の承諾が必要な3社間でのファクタリングの場合は数%程度が平均、取引先の承諾が必要のないファクタリングであればそれ以上の手数料をいただくケースが多く、また多くのファクタリング会社でも相場です。
なぜこのような幅が発生するのでしょうか?
 
3社間のファクタリングの場合は、売掛先様からファクタリング会社に直接金額が振り込まれるので、ファクタリング会社にとってあまりリスクはありません。
そのため低い手数料でも運営が可能となります。
 
一方、取引先の承諾が必要のないファクタリングは、申し込みをした会社様に売掛先様が入金を行ってから、ファクタリング会社に金額が送られるシステムになっています。
この場合、万が一申し込みをした会社様が経営難に陥っていれば、ファクタリング会社は金額を回収することが困難になる場合があります。ファクタリングの手数料は、それを踏まえて設定されているのです。
 
 

◆一般的な融資の金利について
一般的なビジネスローンの金利を見てみましょう。まず銀行系であれば2%から15%程度、信販系なら3%から20%、ビジネスローン専門の金融業者は8%から18%、消費者金融系では6%から18%というのが相場です。
 
銀行系であれば比較的安く押さえられていますが、それぞれの金利が高いか安いかの判断は、資金を得る側の判断の差がありますから一概には言えません。
しかしファクタリングには「資金を得るまでの時間が短い」という特徴がありますから、ケースによっては他の方法には変え難いメリットがあります。
 
 

◆手数料だけではなく、審査の厳しさにも注目
金利の面で見れば一見有利に思える銀行融資ですが、これには厳しい審査が伴います。
融資の場合の判断基準は明確にされてはいませんが、多くの金融機関は、その会社の操業年数、決算書などから見られる経営状況、社長個人の信用度などを判断材料としています。
 
そのため決算書がまだ存在しない、起業して間もない会社には融資を渋る銀行がほとんどです。
もちろん、年数が経っていても決算状況などから審査が通らないこともあり得ます。
さらに審査には数週間かかることもあるので、急いで資金を得たい、という局面では「融資という方法自体が不利」と言っても過言ではありません。
 
 

◆まとめ
一般的融資の金利とファクタリングの手数料の違いについて、ご理解いただけましたでしょうか。会社を運営していく上では、さまざまな資金調達方法を知っておくことが大切です。
 
その中でも売掛金があれば素早く資金を得ることができるファクタリングは、その機動力が大きなメリットであることは言うまでもありません。
上手にファクタリングを利用して、資金繰りに関するトラブルやピンチを切り抜けていただければと思います。