コラム
2019年11月11日

不動産担保ローンとは?その他の事業資金調達手段と比較しながら徹底解説

事業資金が不足した場合、どこかから資金調達をしなければなりません。資金調達の手段の1つに「不動産担保ローン」があります。しかし不動産担保ローンと、ほかの資金調達方法にどのような違いがあるのか、正確に把握している人はどれだけいるでしょうか。この記事では不動産担保ローンの概要を解説しつつ、代表的な事業資金の調達主案と比較し、その特徴について紹介します。

 

すぐに事業資金を用意したいときはファクタリングが便利

 

まず、不動産担保ローンは金利面での有利はあるものの、審査には時間がかかるため、すぐに資金調達を行うことはできません。事業資金を早く調達しなければいけない場合の利用には向いていないといえます。
どうしてもすぐに資金調達を行いたいケースでは、「ファクタリング」の利用も検討してみると良いでしょう。ファクタリングとは、企業が有している売掛債権をファクタリング会社に売却することで資金を調達する方法で、入金前払いシステムと呼ばれることもあります。

ファクタリングには売掛先の企業に承諾を受けたうえで行われる「通常のファクタリング契約」と、売掛先企業には伝えずに行われる「承諾のいらないファクタリング契約」の2種類があります。通常のファクタリング契約では、利用者とファクタリング会社、売掛先企業の三社間合意のうえで債権譲渡が行われます。そして、売掛金の支払い日に売掛先企業からファクタリング会社に支払いが行われることで契約が完了するのです。
承諾のいらないファクタリング契約では、利用者とファクタリング会社のみで契約が行われるため、売掛先企業に承諾を貰う事がありません。
まずファクタリング会社に売掛債権を売却し、売掛先企業から売掛金が支払われた段階で、利用者がファクタリング会社へ支払いを行うことで契約は完了します。

ファクタリングについての説明はこちら
https://j-t-c.info/factoring.php

 

そもそも不動産担保ローンとは

 

続いて不動産ローンについての解説も行います。不動産担保ローンとは、文字通り「所有する不動産を担保として提供することで資金を調達する」という形態のローンです。土地や建物、マンションなどの不動産が担保として指定されることが一般的ですが、金融機関によっては別荘などが担保にできるケースもあります。また担保にできる不動産の名義についても、金融機関ごとに異なるため注意が必要です。契約者個人の名義となっている不動産に限定している金融機関もあれば、親や配偶者の名義となっているものや法人名義になっているものでも問題ないとする金融機関もあります。

不動産担保ローンで借入した場合、資金の用途について限定されないフリーローンになることが一般的です。しかし商品によっては、事業の運転資金に充てるなど、事業性資金として使用することが不可能なケースもあります。事業資金の調達のために不動産担保ローンを利用するなら、事前に契約内容を確認するようにしましょう。

 

無担保ローンと比較した場合の不動産担保ローンのメリット

 

無担保のカードローンやビジネスローンの金利は4~15%ほどになりますが、不動産担保ローンでは2.9~9.5%ほどになります。担保が設定される分、不動産担保ローンのほうが金利は低くなるのです。借入額についても最大1000万円程度であるカードローンやビジネスローンに対して、不動産担保ローンは担保にする不動産の価値次第で1億円以上を借入できるケースもあります。また不動産担保ローンであれば、返済期間を10年や20年と長く設定できるところもあるのです。返済期間が長くなることで、月々の返済額が減り、負担が小さくなります。ただし返済期間が長期化すれば、それだけ借入した金融機関に支払う利子も増えるため注意が必要です。利率が低いからといって、むやみに返済期間を延ばすのは長期的な資金繰りを悪化させる原因になるため、しっかりと返済計画を練ったうえで決定するのが良いでしょう。

 

無担保ローンと比較した場合の不動産担保ローンのデメリット

 

ノンバンクの無担保ローンは、審査に通れば2~3日で融資を受けられる場合が多いです。その一方で、不動産担保ローンは担保となる不動産の価値を正確に評価する必要があるため、審査に時間がかかります。さらに審査から融資を受けるまでにも時間が必要となり、早くても1週間は待たなければなりません。また無担保ローンでは利用者が負担するのは、基本的に金利のみです。しかし、不動産担保ローンでは「事務手数料」「不動産鑑定費用」「印紙代」「抵当権・根抵当権の登記費用」などのコストがかかります。

これらのコストは数十万円に上るケースもあり、借入額が少ないと結果的に無担保ローンと支払総額が変わらないということもあります。不動産担保ローンを契約すると、金融機関が担保となった不動産について法務局で抵当権・根抵当権の登記を行う点も注意が必要です。これにより、もし金融機関が返済不可能であると判断した場合、法的手続きによって不動産を処分されてしまいます。

 

ファクタリングと不動産担保ローンの比較

 

不動産担保ローンでは、申し込みから融資までに最短でも1週間程度はかかるのに対し、ファクタリングは条件さえそろっていれば最短では1日で資金を受け取ることができます。また不動産担保ローンでは借金の返済能力がないと判断されれば、担保の不動産を処分されてしまいますが、ファクタリングでは売掛先企業が破綻したとしても受け取った資金を返す必要はありません。ファクタリング会社のJTCでは名古屋と大阪、東京の3カ所に拠点を構えており、出張サービスで全国の企業に対応しております。承諾のいらないファクタリング契約にも応じてくれるため、取引先に知られることなく資金調達が可能です。審査の速さにも定評があり、ほかのファクタリング会社に比べて手数料が10%以下と安く設定されているので、すぐに資金調達をしたい企業にも利用しやすいでしょう。

ファクタリングについて実績のあるJTCはこちら
https://j-t-c.info

 

銀行からの融資と不動産担保ローンの比較

 

銀行からの融資は金利が2~9%と低く設定されており、金利面では不動産担保ローンと大きな違いはありません。ただし不動産担保ローンよりも審査の時間が長く、資本力の弱い中小企業は審査に通りにくいといわれており、また税金に未納がある企業は、融資を受けることができません。その代わりに、審査にさえ通れば担保を預けなくても低金利で融資を受けられるというメリットもあります。資金が必要になるまで、時間的に余裕があるケースではまず銀行融資を検討するのがよいでしょう。ただし契約内容によっては、不動産担保ローンのほうが低金利で借入ができるケースもあるため、よく比較したうえでどちらが有利かを判断すべきです。

 

クラウドファンディングと不動産担保ローンの比較

 

比較的新しい資金調達方法に「クラウドファンディング」があります。クラウドファンディングによる事業資金調達は、インターネット上で株式を発行したり新商品の開発費用を募ったりすることで資金を集める方法です。不動産担保ローンのように担保を預ける必要がなく、商品によっては利息なども発生しません。ただし、クラウドファンディングで資金を集めるには、魅力的なビジネスモデルが必要です。不特定多数から資金を集められるだけの注目や関心を集められる企業でなければ、成功するのは難しいでしょう。また、集まった資金について用途が限定されることがほとんどです。魅力的なビジネスアイデアがあるにもかかわらず、事業資金が不足している場合などで利用することが多いといえます。出資を募る際には、事業計画書やビジネスモデルなどをしっかりと精査し、競合他社をリサーチしたうえで取り組むようにしましょう。

 

事業資金を得る方法は不動産担保ローンだけではない

 

不動産担保ローンには、比較的低い金利で融資が受けられるというメリットがあります。その一方で審査に時間がかかり、担保を預けなければならないなどのデメリットもあるため、利用する場合は注意が必要です。ファクタリングであれば、最短1日で資金調達が可能であり、時間に余裕がない企業や銀行から融資を断られた企業も利用できます。ファクタリングの利用を検討している場合は、JTCに問い合わせてみると良いでしょう。