コラム
2019年12月08日

銀行融資が難しい!開業時の事業資金調達ができる日本政策金融公庫とは?

事業を開始する際や開業して間もないころには、必要な事業資金を調達するのが難しいと感じてしまう個人事業主もいるのではないでしょうか。銀行融資が難しい場合であっても、日本政策金融公庫を利用することで資金調達できる場合もあります。今回は日本政策金融公庫を利用するメリットとデメリット、さらにはファクタリングの活用について詳しく見ていきましょう。
 

銀行融資が難しい場合に最適「日本政策金融公庫」

「日本政策金融公庫」は財務省が管轄している特殊法人であり、政府が出資を行っている金融機関です。開業予定もしくは開業して間もないなどの理由で、銀行からの融資が難しい中小企業や個人事業主に融資を行っています。事業内容や財務状況だけでなく、経営者そのものの人柄も重要な審査対象となるのが特徴です。必要な書類を整えるとともに、それらの書類に書かれている内容を経営者自身が説明できることが重要でしょう。さまざまな資金調達方法の中でも金利が低い融資であるため、利用者側にとってメリットが大きいのです。ただし、返済能力が低いと判断された事業主などには融資が行われないため、審査自体は緩いものではないことを意識しておきましょう。
 

日本政策金融公庫の目的

事業者の中には、せっかく起業をしても経営難によって廃業してしまうケースが多く存在しています。
そのため、日本政策金融公庫では資本力の弱い中小企業や個人事業主に対して、積極的に融資を行っていくことを目的としています。資金面だけでなく、経営相談にも乗ることによって倒産や廃業を未然に防ぐ取り組みを行っているのです。
 

日本政策金融公庫のメリット

日本政策金融公庫の特徴としてあげられる点は、銀行などの金融機関から融資を受ける場合とは異なり、審査のハードルが低いといったところがあります。中小企業の事業資金の不足を救済する役割があるためで、要件を満たす事業者に対して融資を積極的に行っているのです。融資に対する利息はおおむね2%程度と低めに設定されており、固定金利であるため長期にわたって借入を行っても安心です。また、日本政策金融公庫から借入を行ったということで事業者に対する信用力が高まり、ほかの融資についても有利に働く面があります。日本政策金融公庫では融資の相談が行いやすく、経営や事業に関しても無料でアドバイスを行ってくれるので、事業者にとって利便性が高い金融機関なのです。

 

日本政策金融公庫のデメリット

日本政策金融公庫のデメリットとしては、審査期間の長さがあげられます。日本政策金融公庫の審査では1カ月程度の日数がかかってしまう点に注意しておきましょう。また、融資を受けるにあたっては保証人を立てる必要もあります。無担保・無保証をうたう金融機関がある一方で、日本政策金融公庫の場合は一部のプランを除いて、保証人を必ず立てる必要があるのです。日本政策金融公庫の融資に申請を行うときには、担当者と相談し保証人が必要か確認しておくことが重要です。

 
日本政策金融公庫は政府が出資を行っているということもあり、法人税・所得税・住民税などの税金の滞納があると、融資を受けられません。事前に未払いの税金がないかをよくチェックしてから、申請を行うように心がけましょう。

 

日本政策金融公庫の審査傾向

日本政策金融公庫は中小企業などの支援を積極的に行っているものの、なかには審査の通過が厳しいとされる事業者もあります。まず、代表取締役や個人事業主などの個人信用情報に問題がある場合です。カードローンやクレジットカードの延滞を過去に起こしてしまっているときには注意しておきましょう。同様に、公共料金などの支払いに延滞履歴が多数あったり、税金の支払いを滞納していたりするとマイナスの評価になります。税金の滞納を行っているということは、融資に対する返済も難しいと判断されますし、財務省が管轄、運営しその原資も税金から捻出されているためです。
そして、自己資金がまったく無い状態での融資は難しいといえるでしょう。自己資金比率は30~40%程度が望ましいとされているため、20%以下の自己資金では安定的な経営を行えるのか不安視されてしまう部分もあるのです。

 
ただ、自己資金に不安があるからといって、融資の申請を行う直前になって慌てて用意するのは避けたほうが良いでしょう。資本金の根拠を見られることもあり、あくまでも事業を行うために計画的に資金を準備してきた実績が問われるのです。そして、日本政策金融公庫の融資では経営者自身に対する面談が行われるため、経営計画に矛盾があったり面接の受け答えがしっかりとできていなかったりすると審査に影響してしまう可能性もあります。

 

日本政策金融公庫が難しい場合はファクタリングがおすすめ

日本政策金融公庫からの融資が難しいときには、ファクタリングの活用を検討してみると良いでしょう。ファクタリングは企業が有する売掛金を買い取ってもらうサービスであり、審査基準が一般的な融資とは異なっています。一般的な融資では事業者の返済能力の有無や個人信用情報が審査の対象となるものの、ファクタリングにおいては売掛債権の信用力が審査で重要視されるのです。売掛先の状況が判断されるため、利用者の経営状況や財務内容はあまり影響しません。赤字決算や債務超過に陥っている場合であっても、審査に応じてもらえる可能性があります。一般的な融資の審査に通過できなかった場合であっても、しっかりとした売掛債権を持っていれば、ファクタリングを利用できる可能性が高いのです。日本政策金融公庫の審査が通過しなかったときには、ファクタリングの利用を考えてみると良いでしょう。

 

ファクタリングのメリット・デメリット

ファクタリングを利用する大きなメリットとしてあげられる点は、事業資金の調達までのスピードが速い点です。一般的な銀行融資や日本政策金融公庫の融資においては、実際に融資を受けられるまでに一か月程度の時間がかかります。しかし、ファクタリングであれば最短1日で資金調達が可能なのです。また、融資とは異なり売掛債権の売却によって資金調達を行うため、保証人を立てたり担保を設定したりする必要がありません。借入ではないため、返済の義務はなく、利用者側の負債が増えてしまうこともありません。そして、一般的なファクタリング契約では買戻し請求が設定されていないので、売掛先が倒産したり支払い不能の状態に陥ったりしても、後から返済を迫られてしまうことはありません。債権の回収義務はあくまでもファクタリング会社が負うことになるので、利用者側は経営リスクを軽減できますし、信用情報にも影響しないため、ほかの融資にも悪影響が出ないのもメリットです。

 
その一方で、ファクタリングサービスを利用するためには、一定の手数料が必要になります。また、通常のファクタリング契約では売掛先の承諾が必要になるので注意しておきましょう。ただ、売掛先との関係に影響が出てしまうことを懸念する場合には、承諾のいらないファクタリング契約もあるので活用してみましょう。売掛債権を活用した資金調達は、経済産業省も推奨している方法であり、早期に資金繰りが改善でき、経営の安定化を図れるので、本来のビジネスに集中できる環境を整えていくことが大切です。

 
https://j-t-c.info/factoring.php
 

自分にあった事業資金の調達方法を見つけよう

日本政策金融公庫の融資は、開業準備などのための資金を確保する際に活用できます。金融機関から融資を受けられない場合には、利用を検討してみると良いでしょう。ただ、実際に融資を受けるまでには1カ月程度の期間が必要であったり、保証人を立てたりする必要もあります。資金調達を急ぐ場合には、全国対応可能で経営コンサルタントサービスも行っているJTCのファクタリングサービスを利用してみましょう。
 
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https://j-t-c.info/