都内を中心に製造業・物流業向けに人材派遣サービスを提供する事業者様より、急激な事業拡大に伴う運転資金のご相談をいただきました。

これまでの取引先からの安定した売上基盤に加え、新たに大手メーカーの製造ラインへの人材派遣契約を獲得しました。この新規契約により、来月から派遣スタッフの数が一気に増加することになりました。

しかし、スタッフへの給与は月末払いが必須である一方、新規取引先の支払いサイトは55日と長く、給与の支払いと入金との間に大きなタイムラグが生じてしまうことが判明しました。

この給与の支払い（約500万円）を賄うための手元資金が不足しており、スタッフへの支払期日が目前に迫っているため、銀行融資では間に合わない状況でした。

 JTCのサポートと解決策

ご依頼主様は、創業年数が浅く銀行からの融資枠拡大が困難な状況にありましたが、売掛債権の取引先が信用力の高い大手メーカーであったため、その信用力を重視し、迅速に審査を進めました。

ご希望額である500万円を、新規契約に伴う売掛金820万円のうちの一部（556万円分）を買い取る形で対応することとしました。

結果、ご相談の翌日にはご希望の500万円をご入金することができました。

これにより、資金繰りの懸念なく新規採用した派遣スタッフへの給与支払いを完了し、滞りなく新規の大型契約をスタートさせることができました。ファクタリングを迅速な運転資金の確保に活用することで、事業の急成長をキャッシュフローの面からサポートしました。